時制: Present perfect

Present perfectは、日本語で「現在完了形」と言われるものです。主語+have+動詞の過去分詞と習い、「完了や継続を表す」と教わったと思われます。ここでは、Present perfectについて簡単に説明します。

事前に理解してほしいことを、「時制」のページで説明しています。ここで再度簡単におさらいします。英語には、時制の他に「相(aspect)」とという考え方があります。

相(アスペクト)aspect =

日本語で言えば「する」と「した」や「している」の違いの問題です。
「もう食べた?」という文は、それがもう完了したことなのかを問題にしています。「準備できてる?」という文も、「準備は終わっていて、もう始められるか?」ということを聞いています。時間の流れの中のどのような位置付けにあるかということを「相」「アスペクト」「aspect」と呼びます。時制とは違う概念です。英語には二つの相があることになっています。

 なし
 完了相 perfect
 進行相 progressive




本題に戻ります。

Present perfectの文

普通の文
Subject + have + past participle (過去分詞)   ここのhaveは、「持つ」という意味の動詞haveではなく、auxiliary verb (助動詞)として機能します。

例:
I have danced for about 10 years.
You have studied English.
He/she has studied English.
It has rained.
They have worked for long time.

*省略した文章表現:
I've danced for about 10 years.
You've studied English.
He/she's studied English.
It's rained.
They've worked.

疑問文および否定形
疑問文は、助動詞 (auxiliary verb)として機能するdo, beと同じルールに従い、質問の文にする時は、haveが主語の前にきます。否定形の時は、haveの 後にnotがきます。

例:
How long have you been married?
Have you finished English homework?
Yes, I have/ No, I have not (haven't)
Has he finished his project yet?
He has not finished his project yet.
What have you done?

Past participle (過去分詞)に関して
動詞によっては、Past tense (過去形)と同じように、edをつけて過去形にして、haveと組み合わせればいいのがあります。workedやstudiedがそうです。know, be, take, などは、known、been、takenという形になり、不規則になります。辞書使いながら頭にいれてくしかないです。

現在完了形で表現する時間のイメージは以下になります。





















どういう時にPresent perfect (現在完了形)で表現するか

過去のある時点から継続して行っていること、または継続されていることで、現時点で終わったばかりで、つづけるかわからないこと。過去から続いていて現時点で完了したことを表現する時に使う。あるいは、過去から現在まで継続していることで、続ける可能性があることを表現する時につかいます。
(We use this tense for unfinished and finished actions.)

1. 過去から現在まで継続していること (unfiished action)

まだ現時点では終了はしていないけれど、過去から話している時点まで継続していることを表現します。通常は、どのくらいつづけているのかを、sinceやforを使用して表現します。sinceはある過去の時点を示す時に使用します。上記のイメージでは、2006年。生まれた時から青森にいると言いたい場合、I have been in Aomori since I was born. と表現できます。forは年数などの期間を表現する際に使用します。上記のイメージだと、メディアについて9年間くらい研究してきたと言っています。

(We use this tense when we want to talk about unfinished actions that started in the past and continue to the present. Usually we use it to say 'how long' an action or state has continued with 'since' and 'for'. )
  • I've studied English since 2003.
  • Koach has lived in Morioka for three months.

2.過去から話している時点まで継続していて、話した時点で完了したこと (finished action)

a. Life experience 経験
(we don't say when the experience happened, just sometime in the past)
  • have been to San Francisco.
  • Koach has lived in Puerto Rico
  • They have visited Paris three times.
  • We have never seen that film.
  • Have you ever read Murakami Haruki's new book?
b: A finished action with a result in the present (result now) 
完了した行動とその結果
  • I've lost my keys (so I can't get into my house). 鍵をなくしてしまった。(つまり話している時点では、家に入れない。)

  • She's hurt her leg (so she can't play tennis today). 彼女、足を怪我した。(それでテニスができない)

  • They've missed the bus (so they will be late). あいつら、バスに乗り遅れた。(あいつら遅刻する)

  • I've cooked dinner (so you should come and eat).

c: With an unfinished time word (this month, this week, today,)
過去から現時点で継続していることで、現時点のことをあわらす単語がある時 (今月、今週、今日など)
  • haven't seen her this month. (今月は、しばらく彼女にあってない。(会う可能性がある))

  • She's drunk three shots of sake today. (彼女、今日ストレートで、3回酒のんだ。(まだ飲む可能性がある) )

  • This week they've been shopping four times.

*yesterdayなどの過去の表現の時は現在完了形で表現できません。I have met koach yesterdayとは言えない。会ったのは昨日のことで、昨日の時点で会う行為は終了している。

余談: beenとgone (beとgoの過去分詞)
文脈によっては、have + beenとhave + goneという表現を使う。

現時点では帰ってきているけれど、ある場所に行ったことがあると表現する時 beenを使用します。その時、場所を示す前置詞 (preposition) "to" がつきます

I have been to San Francisco. (サンフランシスコに行ったことがあるけれど、現時点では日本にいる)

Koach has been to school today. (koachは今日大学にいった。けれど、今は家にいる)

They have never been to New York (過去から現在まで、一度もニュヨークにいったことがない。けれど行く可能性はある)

現時点ではどこか別の場所にいることを、goneを使用して表現する場合があります。

Where's Koach?' Koachどこいったの?
"He's gone to the shops" お店にいった。(今Koachはお店にいる).

Julie has gone to Russia. 彼女はロシアにいった。 (今ロシアにいる)

They've gone to Spain for three weeks.
あいつら、3週間の予定で、スペインにいった。(今、あいつらはスペインにいる)

過去形とどう違う?

過去形 =「いつやったのか?」を視点に話してる。過去のある時点。
(英語 の母語話者は、時間を線と点で考えていることを思い出してください)

現在完了形は = 現時点で「やったのか、やってないのか」に視点を置いています。

現在完了形に関して

完了や継続を表す現在完了形。高校の時、現在進行形の反対語なんだろうなと思ったりしてました。でも継続するらしい。もうここからわけがわからない。で文を書いたら、ペケになってテストが返ってくる。どうしたらいいかわからないし、先生の言っていることがわからない。しかも、覚えるのがめんどくさい。多分、皆さんのうち数名は、そう思っていると思います。

わけがわからなくなります。暗記する必要はないです。ただし、少なくとも理解する努力はしてください。理解して実際に使えるようになってください。また、英語を使いながら体に染み込ませる努力をしてください。文法事項を説明できても、使えない人はたくさんいます。暗記して説明できるようになることよりも、使えるようになることを目指してください。

時制:future simple & be going to

ここでは、中学、高校で習ったと思われる will と going to...つまり「未来形」について簡単に説明します。これまで、「"will"も "be going to"もどちらも未来の出来事をいう時に使えて、〜するつもりですって覚えてください」と教わった人がいるのではないでしょうか。もちろんそうなのですが、これも他の時制と同様少し違う部分もあります。そう言われるとわけがわからなくなると思うので、とりあえず未来のことを話す時の表現の仕方だけ理解してもらえればと思います。


will~の文

英語では「過去」と「現在」の時制の違いによって動詞の形が変わります。なぜか「未来」時制の動詞の形態変化はなく、助動詞 (auxiliary verb) "will" を使って未来時制を示します。文を作るときは以下のルールに従います。

普通の文 (通常は、平常文とかいったりしてます)
Subject (主語) + will + 動詞の原形 (+その他):  
動詞の原形= be, play, do、など形が変化しておらず余分な三単現の"s"もない状態
例:
I will review unit 7 on Thursday.
I will wake up early in the morning. I will try.
He will study tomorrow. That's what he says.
They will hate business english class because, that guy called Koach, is not a nice guy.


疑問文および否定形。
疑問文は、助動詞 (auxiliary verb)のdoと同じルールに従い、質問の文章を作るときは、willが主語の前にきます。否定形の時は、willの 後にnotがきます。

例:
Will you marry me?
Sorry, no, I won't.
Will you finish your project by tomorrow?
I will not finish my project by tomorrow.
What will you do tomorrow?

willで表現する時間は以下のようにイメージできます。






















どういう時にwillの文を使うか

1. 話している時点で思いつきの予定をいう時、たった今下した判断を実行するかしないか表現する時 (A decision at the moment of speaking)

例:
A: 'I'm cold'.
B: 'I'll close the window'.

A: "Damn this classroom is too hot and humid"
B: Ok, I'll turn the air conditioner on.

willを使う場合、その内容の発信源は話し手の意志になります。たった今下したとっさの判断などにはwillを使うことができます。「青森駅近くに心霊スポットがあるんだよ」と言われて「今夜行ってみるよ。(I will go there tonight.)」と答える。「そうやってみたらどう?」と提案されて「やってみます(I will try.)」と答える。いずれもwillが有効です。

2.自分の意見を元にした予想、独断と偏見を根拠とした予測など。
(Prediction based on opinion)

例:
I think Mt. Fuji will explode pretty soon.
He thinks there will be only old men in Omagari, Akita.

3. 確実におこるだろう未来の出来事
(A future fact)

The sun will rise at 6 am.

4.約束、リクエスト、断り(拒否)、意欲を表現する時
(Promises / requests / refusal / willingness)

例:
I'll help you with your homework.
Will you give me a hand?
I will give up smoking!
I will study English hard from now on, Mr. Shigaki.
Sorry, he will not accept late homework.

5. 約束事や待ち合わせした際など、何かおきた時に、何をするのか、どこにいるか表現する時 (talking about future plan  when something happens.)

I'll be at the station when you arrive. (到着したら、駅(に行って)待ってる)


be going toの文

ほかに未来のことを表現する時に使用できるのが、be going toです。beとはbe動詞のこと。主語によってis, am, are, was, wereを使い分けます。be動詞を用いたフレーズなので、疑問文や否定文の作り方はbe動詞の文と同じです。

(例)
Koach is going to go to the U.S. this summer.   
Is Koach going to go to Korea?
No. Koach isn't going to go to Korea.
Where is he going to?
What is Koach going to do this summer?
What are you going to do this summer?
We are going to attend driving school. 

be going toで表現される時間のイメージは次になります。























どいう時に使うか。willとの違いは?


1. 話している時点よりも前に決められた予定について話す場合に使用します。
(future plans made before the moment of speaking)

例:
A: 'We've run out of milk.' (牛乳がなくなった)
B: 'I know, I'm going to buy some.' (知ってる。買いにいくから)

2. 現時点 (話している時点)での事実や証拠を元にした予測、予想、起こり得ることを話す時に使用します。(Prediction based on present evidence)

例:
Look at those boys playing football! They're going to break the window.
(見てみ、サッカーしている子達。そのうち窓壊すだろうね。)

〜be going toは話している人物の意志よりも、以前からその内容が決まっていたり、話し手の意志とは関係なく起こるという意味合いを含みます。もし「青森駅近くに心霊スポットがあるんだよ」と言われて "I'm going to go there tonight."と答えれば、それは答えた側も以前からその場所を知っていて、行く計画が成されていたことになります。もしくは、本人の意志とは関係なく行かなけらばならないのでしょう。亡霊が呼んでるのかもしれないし、なくなった親戚に呼ばれたのかもしれない。

この場合、"I will go there tonight." が話し手の意志を含むのに対し、"I'm going to go there tonight."には客観性や計画性があることを示すことになります。

また、友人と話している際に中座し、「I'm going to go to the bathroom.」(トイレに行ってくる)と言えば、本人の意志とは関係なしに、生理現象なので、ただ行ってきますと述べるニュアンスになります。

時制:Present continuous (〜ing)

Present continousは高校の英語では「現在進行形」と教わるものです。be動詞+一般動詞にingをつけたもの、あるいはbe動詞+動詞がing形に変化したものといったことを教わったかと思います。これで今起こっている出来事を表現すると教わったと思います。ただ、これも、他の時制と同様に、厳密には違います。現在進行形という日本語がついていますが、これは、present continousという英単語を文字通り直訳したものと理解してください。






















現在進行形 (Present Continuous)は、「基本」は上記の絵にあるような時間を表します。


基本ルール


Subject  +  be動詞 + (動詞)ing = Present Continuous (現在進行形)

I             +  am     +  working now.

He/she/it +   is     +  working now.

We/they/you   +  are + working now.

Negative (否定形)にする時は、notを加えるだけ。

I  am not working.

He/she/it   is not working now.

We/they/you   are not working now.

疑問形にする時は、be動詞を主語の前に持ってくる。この時のbe動詞は、"do"と同じように「助動詞」の働きをする。

What are you doing???

Is it moving?

Are they studying now?

現在進行形 (Present Continuous)の文は、be動詞+ingで現在進行中の出来事を示す「一つの動詞」の働きをすると捉えてください。be動詞が抜けて、workingだけになり、"I working" になってしまうと動詞がない文とみなされます。

(ちなみに、workingなど、動詞をingの形に変えると、「働くこと」という「名詞」の働きをする単語となります。また、working groupのworkingなど、形容詞としての役割を果たすこともあります。このことについては必要であれば別途説明します。)


以下どういう時にPresent Continuousで表現するのか示しました。


1. 話している時点で、進行中の出来事を表現します。現在形 (Present simple)と異なるのは、いずれ終了する可能性があるという意味も示します。また、現在形は習慣を示すのに対して、こちらはそういった意味は示しません。
(We use it for things that are happening at the moment of speaking.)

例:
I'm working at the moment. (仕事で取り込み中)
Please come back later as we are studying  now. (今勉強中なので、後で来て)
Koach is sleeping. (Koach、睡眠中)
You are studying the present continuous. (あなた方は現在進行形について勉強中です)


2. (話している時点で) 一過性の出来事、一時的なこと、続かずにいずれ終了するだろうと思われる出来事や動作を表現します。
(We can also use this tense for temporary situations, when we feel something won't continue for a long time.)

例:
She's staying with her friend for a week.
I'm living in Boston for a few weeks.
John's working in a bar until he finds a job in his field.
I'm reading a really great book.


3. 癖や習慣について示す場合もあります。ただし、一過性のものや、一時的なことをさしていいます。それ以外で習慣について話す場合は、現在形 (Present simple)となります。
(We can use the present continuous for habits but they have to be temporary or new habits. For normal habits that continue for a long time, we use the present simple)

例:
He's eating a lot these days.
She's swimming every morning. She didn't use to do this though.
You're drinking too much.
They're working late every night.

4. 修正したいクセ、悪い習慣、辞めたいと思っている習慣などを示すときに現在進行形を使用して表現します。この際、副詞 (adverb) "always" "forever" "constantly"なども一緒に使用します。
(We use it for annoying habits, when we want to show that something happens too often and we don't like it. we usually use an adverb like 'always', 'forever' or 'constantly')

例:
You're always losing your keys!
He's constantly missing the class.
He's always sleeping in the classroom.
They're forever being late.

5. 必ず起こると、予定通り実行されること、余程のことがない限り変更がない行動など、近い将来「確実に起こり得る出来事」を示す時に、現在進行形 (Present Continuous)を使用します。
(We use this for definite future arrangements (with a future time word).

例:
I'm meeting my father tomorrow.
We're going to the beach at the weekend.
I'm leaving at three.
They're coming to the party at the weekend.

6. 今現時点で、少しづつ変化している現象、変わってきていることを表現する時に,
現在進行形 (Present Continuous)で表現します。
(We use this tense to talk about a situation which is slowly changing.)

例:
I am old. However, I'm getting better at dancing because I practice.
The economy is improving.

時制: Past Simple

Past Simpleは高校の英語で教わる「過去形」です。過去形は、動詞の形が過去形という形に変化します。それで、文字通り過去の出来事を示します。






















上記は過去形という時制が表す実際の時間(time)です。

基本ルール: 

過去形には、edが後ろに付くRegular verb (規則動詞)と、不規則に形がかわるIrregular verb (不規則動詞)があります。基本的に、過去形の場合、動詞の形は、主語 (I/ he, she /it/we/they)によって動詞の形を変える必要はないです。(現在形の場合だけ、he/she/it の場合のみ 動詞に“s”をつけます)。

Regular Verb (規則動詞)の場合、最後にedをつける。ただし、to studyなどの最後に “y”がつく動詞は、studiedになる。

例:
I visited Australia last year. (動詞 visitに、edをプラス)

I played piano when I was a child (動詞 play + ed)

I studied mass media and communication when I was in the U.S. (study + ed)


Irregular verb (不規則動詞)の場合は、過去形になるとそれぞれ形が変わる。

例:
I bought a hoody parker at the department store. (buy => bought)

It cost like a 7000 yen, and it was expensive. (costの過去形 => cost)

I went school yesterday, and nobody was there. I did not know it was Sunday.(goの過去形)

I got a straight “A” on Introduction to economics but I got an “F” on English class. (getの過去形)

Questions(疑問形)と Negative sentences (否定形)


疑問文は、助動詞Doを使用する。過去形なので、助動詞Do => Didになる。
助動詞が付く場合は、edをとって(原型)という形に戻す。

例:
Do you go to school? =>  Did you go to school yesterday? ( Did you wentではない)

Do they have a good time? => Did they have a good time? (Did they hadではない)

 Yes, they do./No, they don’t. => Yes, they did./ No, they did not.    
      
What did you do?!!!


Where did professor go?

ただし、be動詞は違うルールに従う。

  1.  過去形でも現在形でも形が変わる。
  2. 日本語にはない概念で、状態を表す意味の 「動詞」


以上の二つは理解しておくこと。Be動詞の変化形以下。






















I am a student at APU.    
I was a student at APU in 2011.
He was cute but he is ugly now.

There is 〜/There are 〜の場合 => There was 〜/There were


以下どういう時にPast Simpleで表現するのか示しました。


1. 過去のある時点で終了している出来事を表現する時、Past simpleにします。また、過去で終了している出来事なので、現在まで続いていない状態を示します。よくわからないと思いますが、英語母語話者は、頭の中で無意識に時間をで捉えていることを思い出してください。
(Past simple is used when we talk about finished events in the past with no connection to the present)

例:
Leonardo painted the Mona Lisa. (レオナルドがモナリサを書いた。) (paintの過去形)
The Vikings invaded Britain. (バイキングはイギリスを侵略した。) (invadeの過去形)

2. Yesterday, last weekなど過去の時間を示す単語がある文では、Past simpleにします。
(We use past simple with a finished time word (yesterday, last week, at 2 o'clock, in 2003)

例:
I went to the cinema yesterday.
We visited Japan in 2007.

3.過去に起こった出来事を連ねて言う時
(We use it for stories / lists of events in the past.)

例:
He went to a café, sat down and lit a cigarette. (go, sit, lightの過去形)
Yesterday I went to the library, met a friend for lunch, and played tennis. (go, meet, playの過去形)

4. 既に起こった事件、ニュースの詳細を説明する時、過去形(past simple)になります。
Details of news:

例:
I've hurt my leg. I fell off a ladder when I was painting my bedroom.
I've been on holiday. I went to Spain and Portugal.

時制:Present Simple その2

Present Simple (現在形)の基本ルール


三単現のS
He, She, itの時、また代名詞"This"や"That"が主語の場合、動詞にSが付く。


Questions(疑問形)と Negative sentences (否定形)
疑問文は、助動詞(auxiliary verb) Doを使用する。否定形の時は、助動詞Donotをつける。

例:
Do you like English class?
Yes, I do. / No, I don't.

三人称単数の場合は、この助動詞はdoesに変化する。

助動詞は、動詞の表現の幅を広げる働きをする品詞(part of speech)
do、be、haveなどの動詞は、助動詞の働きをする。

must, will, would, shall, should, can, couldなどは助動詞。これら助動詞は可能性などを示す。



時制:Present Simple その1

時制:Present Simple


Present Simpleは、高校の英語で教わる「現在形」というものです。「現在形」だから現在のことを表現すると思うかもしれません。厳密にはそうではありません。英語の先生達は次のように説明すると思います。

「現在形の形を取っていても、未来のことを言う場合があるので、現在形は必ずしも時間 (time)でいう現在を表しません」

高校の時《何を言っているのよく分からない。なんとなく言っていることはわかる。とにかく、三単現のSとかきちんとつければいいんでしょ。現在完了形とかもいわれたけど、まあどうでもいいや。》と思いました。

この原因は、英語の文法用語を日本語に直訳し、「現在形」とかいう表現になってしまったことからきます。現在形という言葉は、英語のPresent Simpleを直訳したものと理解してください。それと同時に、Present Simple」というものが何で、どういう場合に使用するのかを理解してください

Present simpleは、日本語ではなくて英語で説明を受けると、次のようなことを言われます。

The present tense is the base form of the verb: like "work" in "I work in London", but the third person (she/he/it) adds an -s

present simple (現在形)は、(文章で使用される) 動詞の基本の形を指していう。例えば I work in London. ただし、三人称(単数: she/he/it)の場合は、-sが動詞の後につく。

文章で使用される動詞の基本の形を指して = Present simple


以下、どういう時にこのPresent Simpleを使って表現するのか示しました。


1. 普遍的な事実をいう時に、Present simpleで表現します。
(we use the Present Simple when something is generally true)

例:
The sun rises in the east. (太陽は東から昇る。) (rise)
People need food. (人は食べ物が必要) (need)
Earth is round (地球は丸い) (be)
Two and two make four. (2+2は4)(make)

2. 少なくとも話している時点では永久あるいは半永久に続く状況を示す時に使用します。
(We also need to use this tense for a situation that we think is more or less permanent)

例:
Where do you live? (live)
She works in a bank. (works)
They love coffee. (love)
She has three children. (have)
I am a student at APU. (be)
I don't like studying. (like)

3.習慣や定期的に行うことを示す時にPresent Simpleで表現します。この場合、"often" "usually"などの副詞(adverb)を一緒に使用することが多いです。
(We use present simple for habits or things that we do regularly. We often use adverbs of frequency in this case.)

例:
Do you smoke? (喫煙する方ですか?)(smoke)
I play tennis every Tuesday. (毎週火曜日テニスする) (play)
We often go to the cinema. (俺ら結構な頻度で映画観に行きますね。)(go)
She gets up at seven o'clock every day. (彼女、毎朝7時に起きるよ。)(get up)
At the weekend, we usually go to the market. (私達、何時も週末は市場に行きます。)(go to)
How often do you study English? (どれくらいの頻度で英語の勉強してる?(study)
I don't travel very often. (あんまり旅行しない)(travel)

4.本の内容、演劇、映画、漫画などのストーリーを誰かに説明する時に使用します。たとえ中身が過去形で表現されていても、現在形を使用しストーリーを説明します。
(We use the simple present to talk about what happens in books, plays, or films)

例:
The hero dies at the end of the film. (die)
A young woman travels through Europe, where she meets different people, and finally falls in love. (travel, meet, fall in love)
In this manga "All you need is Kill", an army invades Europe. (invade)
The main character is very pretty and works in a bookshop. (be, work)

5.おかしな話しですが、現在形(Present simple)で先(未来)のことを表現する場合があります。予定表に書かれていることやもう既に時間が決められている予定などをPresent Simpleで表現します。大抵の場合、予定などは自分で決めたのではなく、学校などの組織に決められた場合の時にPresent Simpleで表現します。
(It is weird but we can use this tense to talk about the future. When you are discussing a timetable or a fixed plan, you can use this tense. Usually, the timetable is fixed by an organization, not by us.)

例:
School begins at nine tomorrow.
Our train leaves at eleven.
What time does the film start?
The plane doesn't arrive at seven, it arrives at seven thirty.
When does the class finish? (What time does your class finish?)

6. 未来のことを話す際、"will"などを使用した文で、when、until, after, beforeなどの後にPresent simpleで表現します。
(We also use it to talk about the future after words like ' 'when', 'until', 'after', 'before' and 'as soon as' in a future sentence)

例:
I will call you when I have time. ( 'will have'にはならない)
I won't go out until it stops raining.
She'll come as soon as her babysitter arrives.
I'm going to make dinner after I watch the news. ("am going to watch"にはならない)
I'll give you the book before you go.

7. Stative Verbという「状態を表す動詞」を使用する時は、Present Simpleで表現することが多いです。日本語に「状態を表す動詞」という概念はないのですが、五感(see, hear, smell, taste, feel)や、人間の本能的・原始的な認知能力(believe, think, understand, know)、それに伴う感情(like, love, hate, want)に関連する動詞が多いです。
(We need to use this simple tense with stative verbs)

例:
This soup tastes great.
You look fabulous.
I think she is very pretty.
I am cold.
I promise I will help you.


時制(tense)

時制(テンス)tense


 英語では「過去」と「現在」の時制の違いによる動詞の変化形の違いがあります。英語では「未来」時制の動詞の形態変化はなく、助動詞 "will" を使って未来時制を示します。英語の時制は12個あります。



相(アスペクト)aspect


 日本語で言えば「する」と「した」や「している」の違いの問題です。

 「もう食べた?」という文は、それがもう完了したことなのかを問題にしています。「準備できてる?」という文も、「準備は終わっていて、もう始められるか?」ということを聞いています。時間の流れの中のどのような位置付けにあるかということを「相」「アスペクト」「aspecto」と呼びます。時制とは違う概念です。英語には二つの相があることになっています。

 なし  
 完了相 perfect
 進行相 progressive


英語は、時制と相を組み合わせて、16種類の文のパターンができます。


英語母語話者の「時制」と「時間」の表現

*Tense (時制)という考え方は、日本語にはない考え方であることを念頭におく必要があります。だから訳が分からなくなる。説明もどこか変な風になる場合があります。例えば、文法を説明する予備校の先生がよく言うこと。「実際の時(time)と時制とは必ずしも一致しません。」なんとなくわかったような説明で、実際英語を使用してくださいと言われるときちんとできるとは限らない。

ただ、そういう説明しかできない。とにかく日本語でいう時間的な「遠い昔、昔」とは違う。日本語にも、「〜した。」という表現はあるけれど、「昨日宿題やった」と言うこともあれば、「何もなければ、今日宿題やったと思う。」とも言う。日本語は、形で時間を表すことは必ずしもしません。なので、日本語で言う時制は、英語の時制とは違う。「あ、雪ふってる」は、降った後の雪が積もった状態を指していっているのか、それとも今降っているのか、この文章だけではわからない。とにかく、日本語とは違う考え方をするということは理解して、英語を学んでいただければと思います。



以下英語母語話者が無意識に理解していること。

  • Tense(テンス)とはVerb (動詞) (be, take, get, do, make)などの形が変わること。 形が変わることで、時間、その状態などを表現する。
  • 「現在」と「過去」の時制の違いによる動詞の変化(形)がある。
  • 一方で「未来」の時制の場合、助動詞willを使用する。be動詞+going toでも未来を示すことがあるけれど、こちらは「確実に起こること」「決定事項」を示すことが多い。
  • 英語母語話者は、時間を「線」と「点」で捉えている。彼らが考える時間の概念は、現在と過去の場合のみ、動詞の形が変化することで表現される。
  • 英語は、時制(tense)相(aspect)を組み合わせて表現し、16種類の文の組み合わせがあるという、わけのわからない考え方をする。(日本の高校の英語教員は12種類と教えている。ただ、ここに本当は、相(aspect)という考え方が加わる。「ここでつまずく人が多いんですよねぇ」と言って自分達も多分よくわかってない。というかネイティブもライティングの時迷ってるのを何回も見てきてます)16種類の詳細は以下 


  1. Present Simple (現在形) - I play online game.
  2. Present Continuous (現在進行形) - I am playing online game.
  3. Present Perfect (現在完了形) - I have played online game. 
  4. Present Perfect Continuous (現在完了進行形) - I have been playing online game. 
  5. Past Simple (過去形) - I played online game. 
  6. Past Continuous (過去進行形) - I was playing online game.
  7. Past Perfect - I had played online game.
  8. Past Perfect Continuous - I had been playing online game.
  9. Future Simple - I will play online game. (including "be going to + infinitive" form) I am going to play online game. 
  10. Future Continuous - I will be playing online game.
  11. Future Perfect - I will have played online game. 
  12. Future Perfect Continuous - I will have been playing 
  13. Future Simple in the past - I would play online game. (including the "was/were going to + infinitive" form) I was going to play online game.
  14. Future Continuous in the past - I would be playing online game.
  15. Future Perfect in the past - I would have played online game.
  16. Future Perfect Continuous in the past - I would have been playing online game.


文のカテゴリー

主語にカテゴリーがあったように、文もいくつかのカテゴリーに分けてとらえることができます。これに関しては、本講義では詳しく扱うこともなく、Business English elementaryの教科書には載っていないのですが、頭の隅にでもおいといてください。日本で英語を研究する人は専門として覚えるようですが、皆さんは使うために勉強していますので、暗記する必要はないです。暗記よりも、実際に聞き、話し、書いて、読めるようになることを目指してください。

動詞の変化形の決定 verb conjunctions


 文の主動詞の形は、 下記の「法」「時制」「相」「肯定否定の別」の4つの条件についてそれぞれに選択肢が決定され、最終的に一つの変化形にたどり着きます。この体系が、脳の神経回路に定着した時に、ようやく動詞を使いこなせる段階に至ったと言えるようになります。


法(モード)mode


 話しの内容は何かという問題です。普通に叙述しているのか、願望の中身なのか、命令なのか、仮にそうだとしたらという内容なのか。それぞれの法の中に時制があります。以下、文法説明する人たちが使用する言葉...

直説法
接続法
仮定法
命令法 
条件法


時制(テンス)tense


 英語では「過去」と「現在」の時制の違いによる動詞の変化形の違いがあります。英語では「未来」時制の動詞の形態変化はなく、助動詞 "will" を使って未来時制を示します。英語の時制は12個あります。



相(アスペクト)aspect


 日本語で言えば「する」と「した」や「している」の違いの問題です。

 「もう食べた?」という文は、それがもう完了したことなのかを問題にしています。「準備できてる?」という文も、「準備は終わっていて、もう始められるか?」ということを聞いています。時間の流れの中のどのような位置付けにあるかということを「相」「アスペクト」「aspecto」と呼びます。時制とは違う概念です。英語には二つの相があることになっています。

 なし  
 完了相 perfect
 進行相 progressive


英語は、時制と相を組み合わせて、16種類の文のパターンができます。

肯定・否定の別 positive and negative


 全ての文は肯定文 (positive)か、否定文(negative)に分けられる

Comparative/Superlative

Comparative/Superlativeは、中高で比較級/最上級と言って教わるやつです。more than, the most, higher, lower, better the bestなどをを使用する文です。

次の説明は、形容詞、副詞の違いがわかっている前提で進めます。品詞は別途説明を加えます。特段文法用語は覚える必要はありませんが、英語の文には日本語にない文があること、日本語とは異なる「品詞 (part of speech, part of sentence)」があることは理解しておいてください。

基本ルール


何かを比較したりする文を作る場合、英語では形容詞 (adjective)および副詞 (adverb)の形が変わります。変わらないものもありますが、それらには、moreやthe mostの表現が使用されます。次に示したものは、形がどう変わるのか、どういうルールに従って変わるものと変わらないものがあるのか示した図です。syllable = 音節。音節で判断することができるのですが、今の段階では感覚で理解してください。基本的に長い綴りのものは、moreやthe mostが付きます。goodやbadなどの不規則に変化する単語は、使用して覚えるしかないです。また、変化しないものというか、比較級や最上級などの形にならず比較するような文で使用しない副詞があります。文法的には変化が可能で辞書にあるけれど、言わないというものもあります。




















文の作り方


Comparison (比較級)

「~より…」Comparison (比較級)+than+比べる対象

形容詞、副詞の形を変化させ比べる相手を than ~で表して文尾に置く。

形容詞の文
Koach is small. => Koach is smaller than Mr. Tando.


副詞の文
Koach dances good and he's funky.=> Koach dances better than that teacher in the business management course.


English is more interesting than math. 英語は数学よりおもしろい。
My bag is heavier than yours. 俺のかばん、お前のより重い。
Tom plays soccer better than Ken. トムはケンよりサッカーが上手。
Please speak more slowly. もっとゆっくり話してください。

Please speak more slowlyの例文のように比べる相手をいう必要の無い場合は「than~」を省略する。 というか、この場合現時点でしゃべっているスピードよりもといっており、一応現時点とその先のことを比較していることになる。

Superlative (最上級)

「~の中でもっとも…」 the superlative(最上級)+of (またはin)~

ofの後ろは「the + 数字」、「all + 名詞の複数形」など。
…of the three, of the five, of all animals, of all students
inの後ろは場所、組織など。
…in Japan, in Tokyo, in my school, in my family

形容詞 (adjective)の最上級 (superlative)の前には必ずtheをつける。副詞 (adverb)の場合はtheを省略できる

形容詞の文
Ken is tall.
Ken is the tallest of the three.
Ken is the tallest in our school.

副詞の文
Ken swims fast.
Ken swims (the) fastest of the three.
Ken swims ( the) fastest in our school.


***疑問文や否定文にする時は、ほかの文と同様のルールに従います。

Who swim fastest in your school?
Who's the best dancer in your crew?

比較の場合は、二つのことを比較しているので、which。
Which one is smaller?
Which is cheaper?  iPhone or Android?



Countable & Uncountable Noun

英語では名詞 (Noun) を複数形(Plural)単数形(Singular)で区別します。また、数えられる名詞 (Countable Noun) 数えられない名詞(Uncountable Noun)という日本語にはない奇妙な考え方をします(通常は、それぞれ可算名詞、不可算名詞といいます)。日本語では複数形と単数形を厳密に区別することはないです。「たくさんの彼女」「大勢の中のたった一人の彼氏」「4本の鉛筆達」などの言い方は日本語ではしません。一回日本語で、名詞に「たくさんの」や「多くの」などの数量をつけて会話してみてください。多分変な会話になり何の会話をしているのかわからなくなると思います。

例外がありますが、以下基本的な見分け方です。


その1.
 Countable Noun: 可算名詞(=数えられる名詞)は、文字通り数えられる部類の名詞を指しています。具体的には、book(本)dog(犬)apple(りんご)などです。1つ、2つと分類することができ、数えることができるものを指します。この説明だと感覚的にはわかりずらいですが、使って覚えるしかないです。数えられる部類にはいる名詞には、単数形と複数形があり、複数形には、dogsなどのように語尾に-sが付きます。また、冠詞a, an, theを伴います。(単数形、複数形は別途説明します。)

その2.
Uncountable noun: 不可算名詞(=数えられない名詞)には、液体類、量で測るもの、抽象概念などの目で物理的な分類が確認できないものを指しています。具体的には、water(水)、rice(米)、baseball(野球)などがあります。waterやriceなどの飲食物は、(数ではなく)量で「どのくらい」かを表します。このように、グラスや茶わんなどの容器に入れないと数えにくいものは不可算名詞になります。baseballのようなスポーツ名も不可算名詞つまり「数えられない名詞」です。英語母語話者は、数えられない名詞は、基本的に単数と分類しています。数えられない名詞には、冠詞a、theなどがつきません。また、単数扱いなので、複数を表すsはつきません。

その3.
区別が難しいものがあります。母語話者はその言語で育っているので、無意識に区別しますが、そうではないものにとっては区別できないものが多くあります。区別が難しい名詞は辞書で確認するしかありません。英和辞典で名詞を引くと、意味の左横に[可]=可算名詞、[不]=不可算名詞、と記してあります。[可]の代わりに[C](countableの頭文字)、[不]の代わりに[U](uncountableの頭文字)を用いる辞書もあります。ここを見れば、数えられる名詞か数えられない名詞かがすぐに分かります。また、文脈によっては数えられる名詞や数えられない名詞になる単語もあります。これもめんどくさいですが、使って覚えるか、辞書ひくかで学んでいくしかないと思います。

そのほかの基本ルール


その1.
名詞には数詞 (many、much、a lot of、lots of, some, any、thousands of, a cup of)などの数量を表す言葉を伴うことがあります。

例:
Mari bought lots of dresses.
How many pairs of Jordan (shoes) have you got?
Do you have any money? or Are you broke?

その2.
manyは数えられる名詞 (countable noun)に、much数えられない名詞(uncountable noun)に。

例:
There are many people at the dance event.
There is not much difference between online worlds and offline worlds.


その3
lots ofおよびsome肯定文 (positive sentence)に使用します。

例:
I have got lots of music on my iPod.
Let's buy some jewelry for mother as a mother's day gift.

その4.
any, many, much疑問文 (question)で使用されます。また、日本語で、いくらか、またはどれくらいなのか数量などの質問にあたるものは、英語では、How many〜?  How much〜?使用します。

例:
How much luggage have you got?
How many cars do you have?
How many dogs do you have?
Do you have any change? (小銭もってませんか? (両替のために) )


名詞(noun)と形容詞(adjective)

文(Sentence)の構成要素としての名詞 (Noun)

1. 名詞は主語になります 



Selfridges is a very old and famous department.
(セルフリッジは伝統のある有名なデパートです。)

この文の主語 (subject)は"Selfridges"で名詞(Noun)です。

2. 名詞(noun)は目的語(object)になります。


I hate the professor in English class. (英語の先生が嫌いだぁ。)

この文の"professor"は、hateの対象で目的語になります。目的語(object)は、動詞の動作が及ぶ対象のことです。

3. 名詞は前置詞句の核になります 

前置詞句 (a prepositional phrase)  except for ( ~ を除いて )  や "in the case of ( ~ の場合に)"  などのように 2 つ以上の語句が結合し 1 つの前置詞 として働くものがあります。この語句のことをさしていいます。

前置詞 (preposition)はその名のとおり、名詞に前置して用い、前置詞句を構成します。
(例えば、at, in, on, until, by, with, without, aboveは前置詞です。)

Your writing is good except for a few mistakes
(ライティング、良いよ。ちょっとした間違いを除いては)

"mistakes"は、前置詞句である "except for"の核になってます。

名詞を修飾する形容詞(冠詞・指示形容詞・所有形容詞も含む)

1. 形容詞(adjective)は名詞(noun)を修飾し、修飾対象の名詞の属性や状態を示します。
具体的には、対象となる名詞の大小・長短・高低・新旧・好悪・善悪・色などの意味を表します。
                
 Koach is a funny guy. (Koachって、面白いやつだ)
"funny"が、どんな"guy"なのか表してます。funnyがguyを修飾して、guy という名詞の状態を示しています。 この文は全体で、koachがどんなguyなのか表現しています。
              
2.冠詞、指示形容詞、 所有形容詞、数詞も形容詞の仲間です。

冠詞 (a, an, the):  a dog, the Robo-cop, an apple

指示形容詞 (this, that): this dog, that teacher,
this、thatなどは、事物を指し示す代名詞です。this, thatの直ぐ後に別の名詞がくる場合は形容詞となります。そのことを指して、指示形容詞という言い方をします。

所有形容詞 (my, your, our, his, her, their, its):
her bag, his car, my bike, our house, their house, its ability

数詞 (millions, tons of, four, etc): four times, million dollars,

3.形容詞は主語の属性や状態を示す補語にもなります

補語 (complement) = 主語または目的語の意味を説明するもの。

例: I am happy (幸せ).    They are busy (忙しい).    He is tired (彼、疲れてる)

赤で示したものは、全部、主語の属性や状態を示しています。

肯定文、否定文、疑問文

英語の文 (Sentence)


英語の文は主語(Subject)と動詞(Verb)を基本要素としています。これらが抜けては文にならないことになっています。主語(Subject)と動詞(Verb)のある文章に、目的語、補語、副詞句が伴う場合があります。

そして、単文 ("I am from Aomori."などの文)、重文("and" や "but" に相当する接続詞で単文が繫がった文)、複文(従属節を伴う文) があります。"The hotel I stayed near by Aomori station was cheap"は複文になります。


肯定文 (Positive Sentence) 


簡単にいうと、not 、noがない文です。notは、「〜ではない」というように高校の英語の教科書ではされていたかと思います。このnotがないものは、肯定文となります。 "Koach is a bad teacher. "は肯定文になります。


否定文 (Negative Sentence)


肯定文の反対で、notが含まれる文です。"Koach is not a bad teacher." は否定文になります。"I cannot drive a car because I am drunk."の "I cannot drive a car"の部分は否定文になります。 ちなみにこれは複文になります。


疑問文 (Interrogative Sentence)


「?」がつく文章は疑問文です。疑問詞 (What, When, How, Which, Who)が伴う場合があります。

"Where are you from?" 
"What do you do on (at) the weekend?"

などが例としてあげられます。


助動詞(auxiliary verb)


英語には "do"や"Have" (動詞のdoやhaveとは異なる位置づけの言葉)、または "can" "must" "will" などの「助動詞 (auxiliary verb) 」があります。助動詞を含め品詞 (a part of sentence) に関しては、別途、時間がある時に説明を加えます。

I can't speak English well. (否定文)    

Can you speak Spanish? (疑問文)

I do not like English. (否定文) <=> I like English (肯定文)   I do like English (強調した言い方)

You must do your homework. (肯定文)

I will go to UK soon for work (肯定文)

Have you got a driver's license? (疑問文)

尚be動詞を伴う文章の場合、疑問文にする時、be動詞が主語の前にきます。ただし、色々不規則な文法事項がありますので、be動詞を伴う文に関しては、別途説明をします。何度も言いますが、be動詞は日本語にない概念です。それだけでなく、疑問文であろうがなんだろうが、be動詞の形が場合によって全く異なり、一貫性がありません。とりあえず今の時点では、be動詞は日本語にない概念と理解してください。

be動詞

To be (be動詞)

be動詞は、日本語にない概念です。それだけは最低限理解してください。日本語にない概念であるのにもかかわらず、日本では、このbe動詞を 「= (イコール)って意味だよ」や「〜は〜です」と教えると思います。しかし、実は、これがかなりの混乱を招いています。イコールって意味だよなんて教えると、じゃあ、"it is sunny (晴れてる)"は何なんだとなります。it = sunnyなのか。"Sunny is Sunny"って言えばいいじゃないかとなります。つまり、この説明では筋が通らない。

簡単な説明をすると、be動詞は

属性と状態を表す

これだけだと意味わかりませんね。もっと詳しく説明すると、be動詞は、名詞 (noun) や形容詞 (adjective)を使って人や物を描写したり、「状態」を表現したりするときに使います。be動詞の変わり方は次になります。
















例えば: 「幸せ」という時は、happyという形容詞を使って、"I am happy"と言います。"am"となるのは、主語が "I"だからです。「学生です」という時は、名詞の college studentという名詞を使用して、"He is a college student"と言います。

「属性と状態を表す」を具体的に説明すると次になります。

属性














どこに属するのか (国、出身地等)を表現します。

状態














今の状態を表現するのに使用します。また、健康状態や、幸せか、不幸か、疲れているのか、元気なのか、状態を表現する時にbe動詞を形容詞とともに使用します。

このほか、進行形や受け身の文でもbe動詞を使います。


例えば、
I am writing this page.  

"A teenager was fatally shot by police officers and now a cause of the incident is under investigation" 

これについては別途詳しく説明します。

また、そのほか場面と状況によってbe動詞を使うことがあります。
例えば There is/There areの表現がそうです。天気や、自然の状態を表現するときにも
使用されます。"It is sunny" "It is cloudy" "it is nice day"


高校の英語では、「一般動詞」「be動詞」「助動詞を伴うパターン」などといった感じで習ったかと思います。アメリカにいた際、大学で、英語の文法の説明をされた時は、be動詞だろうが一般動詞だろうが、動詞 (verb)とだけ言われました。一般動詞は、be動詞以外のものを指して使用されている言葉ですが、日本独特の説明の仕方と理解してもらえればと思います。また、Verb (動詞)の中でも、be動詞は日本語にない概念の動詞と理解しておいてください。

動詞 (Verb)

動詞 (verb)とは

英語の動詞は、動き、属性、状態を表す言葉で、「やる」、「やった」があるように時間の影響を受けます。また、基本英語の文は動詞を核としており、主語とともに必ず文の中に含まれます。be, ask, wake, playなどが動詞です。「主語+動詞」が、 英語の文(clause)を構成する基本の要素(品詞: a part of speech) になります。

動詞のパターン 

動詞は、助動詞 (auxiliary verb) + Infinitive (不定詞)または、助動詞 (auxiliary verb)+ participle (分詞: 現在or過去)の形をとり、時制(時間)が変化します。助動詞によって、何時のことを話しているのかを示すことができる場合があると理解してください。また、物事の可能性や、確率、仮定、未来の出来事などを示すこともできます。

ちなみに日本人の英語の先生達は「助動詞」と全て片付けてしまいますが、英語では助動詞を二つほどに分類しています。

1. Auxiliary verb: (do, have, be)

 "Do you have the time?"  "What time do you go to work?"
 "Have you got an iPhone?" "No, I have not gotten iPhone." (have + getの過去分詞)
 " What are you going to do tonight?" (be + going)

2. Modal auxiliary verb (can, could, may, might, must, will, would)  


先生の使用している英語の文法を説明した本を参考に、英語での「動詞の説明」を以下示しておきます。上と大体同じ内容です。

Verb: a word like ask, make, play, be, can, which can be used with a subject to form the basis of a clause. In clause, verb often consist of an auxiliary verb + infinitive or participle (e.g. will go; has spoken). Most verbs refer to actions, events or states. (Michael Swan "Practical English Usage" oxford University, page XXV)

Auxiliary verb: a verb like be, have, do which is used with another verb to make tenses, passive forms etc. Example: She was writing. Where have you put it?

Modal auxiliary verb: one of the verb can could, may, might, must, will, shall, would, should, ought.




主語:6つのカテゴリー

英語の主語には6つのカテゴリーがあります。



  • 発話者自身である第一人称で、単独の場合と二者以上の場合
  • 発話の相手である第二人称で、単独の場合と二者以上の場合
  • それ以外の存在である第三人称、単独の場合と二者以上の場合



つまり英語話者は無意識に主語を6つに振り分けています。















言い換えると次のようになります。




























Englishにすると次のようになります。















日本語には英語のような主語はない



日本語は英語のように「人称ごとに決まった主語」「動詞を支配する主語」という「主格人称代名詞 (I, you, he/she, they/it)はありません。そういう概念がないということは、習得が難しいということでもありますので、気をつけて勉強していく必要があります。


英語の授業で、英語の文を直訳した時の日本語や英語の先生が訳したときの日本語がなんとなく変に聞こえるのも、そもそも日本語には英語のような主語がないからです。

"Where are you from?" 「あなたはどこからきたのですか?」
"I am not Taro"                 「私は太郎ではありません」
"I cannot do that"             「私はそれができません。」

"Many Japanese learn English for 6 years, from junior high school to high school." 「たくさんの日本人は、中学校から高校まで、英語を6年間学びます。」
(そもそも「たくさんの日本人」って言いかたが変に聞こえる。)

私が中学生だった時、私は英語の翻訳を強制する先生の日本語訳が変に聞こえて仕方がありませんでした。私は、彼らの頭がおかしくないのか不思議に思っています。あなたは変に聞こえませんか?あなたも変に聞こえますよね。私はあなたがこの翻訳の日本語がおかしいと思っていると考えています。私は変に聞こえます。それでも、中学の英語の先生は、「君の日本語は変だ。日本語が変だと英語も難しいと思う。まずは日本語の勉強をしなさい。それから、この間のテストの翻訳、君、many peopleのmanyを訳していない。あれは、たくさんの人々と訳さないといけないんだよ」と言いました。しかし (however)、「日本語訳も日本語も変にしゃべる英語の先生」に言われても、英語の先生のいったことに説得力がなく、私は大変困惑しました。

英語のように主語をつけて日本語の文を作ってみました。変ですよね。一度友達同士で、全部、英語のような主語をつけて日本語の会話をしてみてください。多分できないと思います。例え出来たとしても気持ち悪くなるだけです。でも試してみてください。日本語がどういうものか、英語の話者がいかに話しているのか、が体感できます。

ちなみに、英語教育では「あなた」が"you"の訳語として用いられることがありますが、日本語で「あなた」を使うことは稀です。昭和のドラマなどで、女の人が「あなた」と言う場面があるかもしれません。でも今は昭和の古い時代ではないですし、そんな風に彼氏や夫を呼ぶ女の人はいないと思います。いたとしたら、昭和のドラマかなんかで演技してるのかと思ってしまう。また、"I"には「私」が訳語として用いられますが、これも稀だと思います。

日本語では、自分のことを指して言うのに「私(たち)」以外にも、「俺(ら)」「僕(ら)」や「自分(ら)」、「先生(たち)」「本官(ら)」「お母さん(たち)」「お父さん(たち)」などの役割を指す言葉、さらに「アキ子」「一郎」といった自分の名前、など、さまざまな名詞が使われます。相手を指していう時も、「先生ぇ」「皆さん」「君たち」「おまえら」、「お前」、「花子」「太郎」など色々な名詞が使われます。


日本語には英語のような主語はないです。めんどくさいですが、更に英語は、主語によって動詞(verb)の形が変化します。また、過去の話しをすることでも、その動詞の形が変わり、さらに主語によってその形が変わります。動詞に関しては別途説明します。

主語とは?:役者か映画のシーンか

主語 (subject)とは?

「主語」は何かの映画で演じている役者だと思ってください。英語母語話者はほぼ無意識に、文の主語は何かを考えています。映画の役者に例えると、彼らの脳では映画で演技をしている役者が誰なのか、常に注意しています。つまり、英語母語話者の脳の中では、常に「誰が」ということが最初に問題となります。

一方で日本語母語話者の方は、映画の背景はどうなっているのか、どんな状況なのか、そのイメージを思い浮かべながら話しています。映画で何が起きているのか、どんな状況なのかが重視されます。

「非常に緊迫した状況である。」の主語は日本語では考えません。何か緊急な「事態」かもしれないし、プロレスの試合かもしれない。でも主語が何なのか決めません。とにかく報告した人にとって「緊迫した状況」なのでしょう。

次の文の主語はなんでしょうか?

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」(『雪国』川端康成〈1935〉) 

ンネルを抜けたのは「列車」で、「列車に乗っている主人公」です。でもどちらなのかは考えません。とにかく、トンネル抜けたら雪の情景があったということのほうを考える。

でも英語は日本語のように表現できず、主語を決めないと文が作れません。

英語の"It"

英語では主語を明示しなければならないので、I/You/He/she/we/theyで表せない状況になると"it"を多用することになります。この"it"は、日本語では、「それ」と訳されることが多いです。でも、"It's sunny"の"it"は何なんでしょうか?「それは晴れ」。何言っているかわかりませんね。日本語の「あ、晴れてる」が"It's sunny"の 意味です。英語の"it"は、厳密に言うと日本語の「それ」という意味に限定されません。英語の場合 "it"は、「まだその素性が何かよく分からないもの」「主語をはっきりと想定しにくい時の仮の主語」としても使われます。つまり抽象的なものを指しても使われます。

「面白い、興味深い」は英語で何て言うでしょうか? "It is interesting." です。「面白い、興味深い」の主語はなんでしょうか?それは目の前で起きていること、今聞いたこと。それを英語では"it"で表さないと文ができない。めんどくさいですね。

英語の主語と三単現の"s"と"am" "is" "are"
I/You/He/she/we/they/it/this/that/those/these/など、英語は「主語」で「主語」を示すことができます。????何言っているの?

当たり前で訳のわからないことを言っているように聞こえるかもしれません。スペイン語など他の言語では、「主語」は何かという情報が動詞の変化形によって示されます。ここでスペイン語を例にあげます。スペイン語は、主語が誰かによって動詞の形が変化します。スペイン語では、動詞の形を見れば「主語は何か」「時制は何か」という情報が得られます。動詞の変化形にこのような情報が盛り込まれているので、あえて主語を明示する必要がありません。スペイン語を話す人達は、主語を明示しない時があります。動詞の形で「誰」が主語なのか分かるからです。

一方で英語は、長い年月の中で、主語の情報を動詞の変化形で示すことをやめてしまった。ところが幾つかの名残だけが残っています。その代表的なものはいわゆる「三単現の "s"」です。英語の先生達が、主語がhe/she/itなのに動詞の"s"が抜けてると言って、テストの点数を×にするあれです。動詞の最後に "s" があれば主語は「三人称単数」で、時制は現在であることが分かります。主語は何かという情報がこの "s" で示されているわけです。

このほかに 「be動詞」の変化にも名残があります。 "am" であれば主語は「一人称単数」の"I"になり、時制は現在になります。

ただし、これはもう名残であって、英語では必ず主語を言うことになっているので、動詞の変化形で主語を示す必要はなくなっています。では何のためにあるのか。意味はないのに。この細かい「三単現の "s"」や「be動詞」の"am" "is" "are"が何で残っているのか?謎です。自分の経験なので勝手ですが、こういった細かい間違いで知的レベルを決めつけたり地位を決めつけてるのではないかと思いはじめてます。

"be"動詞って言っているのに、何で I "am" とかyou "are" とか (he/she/it )の時はisなのか。"We"だと"are"ってしなきゃいけない。"I be," "You be," "He be," "She be"とはならない。その背景に、前述した「英語はスペイン語と違い、長い年月の中で、主語の情報を動詞の変化形で示すことをやめてしまった。」ことがあります。

ただ実際の会話では、英語母語話者が "He are nobody"って言っているのを聞いたことがあります。否定 する時だけ全部be動詞が同じまま、"I ain't nobody. "とか"You ain't nothing." "He ain't nothing" "It ain't nothing" としゃべる人もいます。ただ、ビジネスの場やフォーマルな場ではそういう表現は下品とみなされることもあります。そういうわけではないのですが。"be"動詞については後に解説加えておきます。

英語の文法: これを掴め


語学を学ぶことの目的と言葉の規則 (いわゆる文法)について


語学を学ぶ目的はなんでしょうか?最終的に色々な人とコミュニケーションを取れるようにすることです。長文問題や文法問題などの問題を解けるようにすることではないです。文法を知らなくても言葉を発することはできます。皆さん日本語の文法は知っていますか?日本語の規則を文法用語を使用して説明できるでしょうか? 知らなくても日本語を話し、友達同士でコミュニケーションはできます。(ちなみに高校受験で言う長文問題は長文ではないはずです。日本語であの長さの文章を長文と言うでしょうか?そもそも解きたいと思いますか?それとも解くのではなくて「読みたい」と思いますか?)

一方で「言葉の規則の基本」を全くしらないままで通じる文章を話したり、書いたり、聞いたり、読んだりすることは難しい。日本語で、「英語、は、勉強、きらい、僕、は、の」と言われたら、何を言っているのか理解するのに時間がかかります。「僕は英語の勉強はきらい」といえば通じます。文法は暗記する必要はありません。また、最初に英語をやり始めた時点で文法の説明ができる必要もないです。英語について学び始めたばかりの時に文法を完璧に知る必要はありません。

ただ、英語の学習を続け、複雑な文章を扱うようになると、最低限の英語の規則は知っておくことが求めらることが増えます。私たちは無意識に、話し方や書き方で、他人の知的水準や社会的地位を判断することがあります。また、アカデミックや仕事場で、論文や報告書を書く時には最低限の規則に従いきちんとした文章を書くことが求められます。また、通じるようにするためには、最低限の規則は知っておく必要があります。ここでは、英語を学ぶ上で、最低限理解しておいたほうが 良いかもしれないと思う規則を、日本語と比較しながら簡単な解説をします。自分の語学学習に役立ててください。

英語と日本語は違う


あたりまえだと思うかもしれませんが、知っていても日本語の発想で英語を話そうとする人は多いです。それが普通です。(例えば、「仕事何時におわる?」の質問に対して。日本語だと「 6時!」と答えます。英語では、"When do you finish work?"と質問し、I finish my work at 6 pm.と答えます。なぜか When work finish?と質問せず "It's 6!"とは言わない。通じる人には通じるけれど。) 以下英語の特徴をあげておきます。


  • 文は、かならず主語 (Subject)があり、動詞 (Verb)を核とする
  • 名詞(noun)や形容詞(adjective)を補語とする動詞(be動詞)がある 
  • 文法上において、時制 (tense)の概念がある
  • 完了相がある
  • 進行相がある
  • 主語(subject)の設定が必須
  • 主語について(第1人称・第2人称・第3人称の3つ)と(単数、複数)のカテゴリーがある
  • 名詞を単数(single)と複数(plural)で区別する。そのくせ「カウントできない名詞 (uncountable noun)」がある。
  • 冠詞 (article)がある (a, an, the) 
  • 代名詞(pronoun)がある (This, that, it, his, her, these, those)
  • 前置詞 (preposition)がある (in, at, for, on, into, with, etc)


逆に日本語には英語の特徴にあげているような規則はありません。


  • 英語の be動詞にあたる動詞がない(「〜は〜です」は動詞ではないです)
  • そのため動詞がない文があり、名詞や形容詞がそのまま述語になる(「幸せ。」という文に動詞はない)
  • 文法上の時制の概念や完了・進行などの相の概念がはっきりしない(「会った時聞いてみるよ。」「あっ、雨降ってる。」)
  • 英語のような主語は設定されない
  • 英語のように6つのカテゴリーの主語を想定しない
  • 名詞を単数と複数で区別しない(「三本の鉛筆たち」「大勢の彼氏達」「一人の彼女」「たくさんの人々」????)
  • 冠詞はない
  • 英語のような代名詞はない(「私は」「俺が」「お母さんはね」)
  • 前置詞はない


以上のような特徴は英語を学ぶ上で障害になっている可能性は大きいです。自分の母語にない概念は外国語を学ぶ上で身につけにくいものです。なので、文法を間違ったということで注意されてもそれで英語がだめだということはないです。だって日本語から考えたらわけがわからない。ただ、気になるようでしたら、このページや自分にあった参考書をみるなりしてください。今後このページで簡単な解説をしていきます。